松のやの「デカ弁2020」は想像以上のボリューム感で若者の食欲にもバッチリ対応!おじさんには・・・

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「松のや」が満を持して送り出すデカ盛りメニュー「デカ弁2020」

 今回紹介するのは牛丼チェーン「松屋」に代表される外食チェーン「松屋フーズ」のトンカツ業態店である「松のや」のメニューです。

 松のやは手頃な価格でトンカツ定食やカツ丼が食べられる人気の店舗で、カツ丼やロースカツ定食が550円という破格の値段で食べられるお店です。

 かなりお手頃な値段の朝食メニューも話題なっているこの松のやですが、今回この松のやがテスト店舗のみでの販売を経て全国の店舗での発売開始したテイクアウト専用メニューが「デカ弁2020」です。

 新型コロナウイルスの感染拡大による内食需要の増大に対応、ご家庭への食卓を応援したい・・・などと最もらしい理由も書かれていましたが、要は同業態のライバル店「かつや」のデカ盛りメニューに対抗した一品と言っても良いでしょう。

 今回のテイクアウト限定メニューは巨大なトンカツが乗ったソースカツ丼と卵とじのささみカツ丼が相盛になった「わらじカツデカ弁」と巨大なチキンカツが乗ったソースカツ丼と卵とじのささみカツ丼が相盛になった「メガチキンかつデカ弁」の2種類登場となりました。

 このデカ弁、正式名称は「デカ弁2020kcal」となっています。そう、2020は今年の西暦である2020年という意味ではなく、この弁当1個のカロリーが2020kcal(を越えている)という意味なのです!バカなのかな?

肉と米をバカスカ食べたい人には最高のデカ盛りメニュー

 という事で、早速この「デカ弁2020kcal」を買いに松のやに行ってきました。今回は2つのメニューから「わらじかつデカ弁」をチョイスしました。何故ならば、メガチキンかつデカ弁だと鶏肉だらけになってしまうからです。

 完成したデカ弁を手渡されてまず思うのが「デカい!重い!」という事です。容器のサイズがちょっとしたパーティーメニューくらいのサイズがあり、その重さもずっしりと感じます。

 そしてこれが今回購入した「わらじかつデカ弁」となります。

松のや「わらじかつデカ弁 890円(税込)」

 写真ではちっとサイズ感が分かりにくいかもしれませんが、隣の割り箸や紙ナプキンから大きさを想像して貰えればこの迫力が分かると思います。

 付属品はとんかつソースに和からしとなっています。箸が2つ付いてきたのですが、これもしかしてシェアして食べるものなのでは・・・?

 わらじかつ丼のご飯の上にはキャベツが敷き詰められており、ささみかつ丼には青ネギも乗っています。

 レモンも入っており、ソースやからしと合わせて味変しながら食べる必要がありそうです。

 まずは、わらじかつ丼から行ってみましょう。

カツがとにかく大きい!

 この「わらじかつ」は最近松のやで提供がスタートしたトンカツで、通常のロースカツよりも大きなサイズなのが特徴です。初めからある程度味付けもしてありますので、付属のソースをかけなくてもそのままパクパク行けるでしょう。

 作りたてという事でサクサク感もまだ残っており、ややソースのしみたご飯やキャベツとの相性は抜群でかなりのボリューム感です。

 次は合盛りにされているささみかつ丼です。

弁当なので卵にはしっかり火が

 ささみと言えばお肉の中でもかなりヘルシーな部位となっており、ダイエット勢や筋トレ勢にもお勧めの食材ですが、そんなささみも衣付けて油で揚げて卵でとじたらヘルシー所ではありません。

 シャキシャキ感が残る玉ねぎと甘めのタレで煮込まれたささみカツを卵でとじ、タレごとご飯にかけたお馴染みの卵とじカツ丼です。

 ささみを使用している事からこれ単体だとちょっと物足りなさを感じる人が居るかもしれませんが、なにせ隣には巨大なソースカツ丼が合盛りにされていますので、物足りなさはゼロでしょう。

食べきる人だけ買いましょう

 この「わらじかつデカ弁」ですが、味は十分に美味しく卵とじカツ丼とソースカツ丼が一度に楽しめる事から案外飽きも来ません。

 しかし、問題はその量!なにせ総カロリーが2020kcalオーバーという事ですので、成人男性が1日に必要とするカロリーをこのお弁当1食でまかなえてしまう事になります。

 見た目の迫力に最初は気圧されていた私は、「半分だけ食べて残りは夜ご飯にしよう・・・」などと思っていたくらいです。

 ただ、実際に食べ始めるとその美味しさから意外に食が進み「案外食べ切れるかも・・・?」という気持ちになったのでした。まあ、気のせいでしたけど。

 といはいえ、食べきれなかったのは私が食が細くなってきたオジサンだからに他ならず、食べざかりの学生などであればペロッと食べられてしまうのも確かでしょう。

 女性であれば2人でシェアしても十分な量もありますので、今回はオジサンが一人で食べようとしたのが無謀だっただけでした。

 残しておいて後で食べる、という手もありますが、恐らくこのデカ弁は時間が経つとかなり美味しさを損なってしまうと思いますので、なるべく早めに、美味しいうちに食べるのが正解でしょう。

 ちょっとクレイジーとも言えるこの「デカ弁2020kcal」、食べる量に自信のある方は一度試してみてはいかがでしょうか?私は、もういいです。

青森県八戸市出身。青森では夜の店の店長をしていた。マンガやゲームなどのサブカル系や料理、グルメなどにも目がない。大衆居酒屋や安チェーン店を好む。

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