今回は、2019年度より話題となっている短編動画共有アプリTikTok(ティックトック)の危険性についてお伝えしていこう。
TikTok(ティックトック)とは?
中華人民共和国のByteDance社が開発運営している短編動画共有アプリである。
簡単に説明すると、音楽を視聴できたり、短い動画の撮影・編集ができてTikTok上に公開することができるアプリ。
2017年よりサービスが開始され、2018年には150か国以上で利用が可能になりダウンロード数も1億以上と世界的に人気のアプリとなりました。日本では、2018年に若年層を中心に流行り、新語・流行語大賞で「TikTok」がノミネートされたり、AppStoreの無料アプリダウンロード数がLINE(ライン)などを抑えて1位となるほど人気のアプリとなったのです。
当時は有名人やアーティストを起用したCMが数多く流れていたので知っている人もおおいのでは。
リップシンク(口パク)動画や、流行っている楽曲と振り付けを真似した動画などが有名である。
ここまでは、TikTokのざっくり説明だが、近年このアプリの危険性が国際的に問題になっている。
一番の問題は「個人情報」の収集!
TikTokをインストールしたデバイスから個人情報やそれらに関する様々な情報が収集されているということ。
その個人情報量は凄まじく、スマホに入っているデータ全てとも言われている。。
収集されたデータは本社がある中国の中国共産党に渡っているとかいないとか……。
世界で一番早く対応したのはアメリカ政府で、2019年12月には国家安全保障やプライバシーの懸念から国家レベルで使用の制限をしました。軍隊、沿岸警備隊などで2020年には運輸保安庁でも禁止し、TikTokの米国事業を禁止するレベルまできているのである。
それに伴い各国も使用禁止の流れが始まってきている。
日本でも2020年7月に自民党が、安全保障の懸念からTikTokなど中国発アプリを制限する方針を検討していて、既に埼玉県、大阪府、神戸市の各自治体、行政機関がアプリの使用を辞めている。
今月の11日には、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルがTikTok(ティックトック)が米グーグルの「アンドロイドOS」を搭載したモバイル端末の識別番号を利用者に無断で収集したと報道されている。
これは恐ろしい!!
日本でも完全に使用できなくなる日が近いのかもしれない。。。
筆者はTikTokをインストールしたこともなければ、使用したこともない。存在は知っていたのだが、おじさんが使用する理由が見当たらなく、ナウなヤングにバカウケくらいの認識だった。
結果、誰も興味ない筆者の個人情報は完璧といっていいくらい守られている!
守られるより守りたい!愛されるよりも愛したい!
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最後にTikTokに変わるアプリの開発が各国で進んでいて、Facebookの子会社であるInstagramがReels(リール)の提供を進めている。
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