松屋の超人気メニュー「ごろチキカレー」が復活!の影響で「アレ」も期間限定復活中!

グルメ

バズメニュー「ごろチキ」復活の影で「あの頃のカレギュウ」が帰ってきた

 今回紹介するのは毎度恒例、牛丼チェーン「松屋」の期間限定メニューについてとなります。現在の松屋の期間限定メニューといえばそう、復刻するたびにバズるあの「ごろごろ煮込みチキンカレー」です。

 松屋は牛丼チェーンでありつつもこのごろチキカレーやシュクメルリ鍋定食など、チキンメニューが時折大ヒットします。特にこの「ごろチキカレー」は非常に人気が高く、復活が公式ツイッターなどで告知されるとあっという間に「バズる」程です。

 もちろん、私もごろチキカレーはかなり好きなメニューですが、今回はちょっと趣向を変えて「ごろチキカレー」復活によってついでに復活する事となった「カレギュウ」をレビューします。

 松屋のレギュラーメニューのカレーは「創業ビーフカレー」が提供されています。この創業ビーフカレーは松屋創業時のカレーを再現したものとされており、繊維が解けるほど煮込まれた牛肉がたっぷり入ったこってり系のカレーです。

 この創業ビーフカレーも始めは期間限定メニューとして登場しましたが、あまりの人気にレギュラーメニューとしてそれまで提供されてきた「オリジナルカレー」に取って代わり、レギュラーメニューに昇格しました。

 創業ビーフカレーも非常に美味しいカレーですが、オリジナルカレーも未だに根強いファンが多く元に戻して欲しい、併売して欲しいという声もよく聞かれます。

 オリジナルカレーと創業ビーフカレーを比べると、さっぱり目でスパイシー、辛みもしっかりあるのがオリジナルカレーでこってりでマイルド、その分リッチ感があるのが創業ビーフカレーと言った所でしょうか。

 そして今回期間限定で復活した「ごろごろ煮込みチキンカレー」は元はオリジナルカレーの時代に提供されたメニューという事で、必然的にごろチキカレーが提供されている間は松屋のカレーメニューは以前の「オリジナルカレー」が使われる事になります。

 という事は、松屋の人気メニュー「カレギュウ」もあの頃の味に戻っている、という事になります。「カレギュウ」は個人的にも思い入れのあるメニューですので、チャンスは今しか無い!と早速食べに行ってきました。

懐かしの「カレギュウ」はやはり相性抜群だ

 もちろん、現在のレギュラーメニューである創業ビーフカレーにもカレギュウは用意されていますが、前述の通り創業ビーフカレーは牛肉がたっぷり入ったこってり系のカレーです。なので、それをカレギュウにしてしまうとちょっと牛肉過ぎるというか…クドい印象になります。

 これは個人的にそう感じているだけですので、もちろん創業ビーフカレギュウが大好き!という方も居るはずで、それを否定したいという事ではありません。

 オリジナルカレーを使ったカレギュウには個人的に思い入れがありまして、私の学生時代当時…というか今でも松屋は「青森県未進出」です。その頃、青森の県南には牛丼屋といえばなか卯くらいしか無く、松屋は「名前だけ知っている牛丼屋」というものでした。

 そして、東京に遊びに行った際、そこで初めて入った松屋で注文したのが「カレギュウ」で、カレーと牛丼を一緒に食べるという発想が無かった自分には衝撃的なメニューだったのを覚えています。

 という事で、ごろチキカレーの復活のお陰でオリジナルカレーが提供されている今、カレギュウを食べるのは必然と言って良いでしょう。

松屋「プレミアムカレギュウ 630円(税込)」

 注文したカレギュウが到着です。創業カレーよりもスパイシーな香りで、これこそ「カレギュウ」という感じがしますね。

 あの頃との大きな違いは牛肉が「プレミアム」になっている事くらいでしょうか。現在も店舗によっては「プレミアム牛めし」と「牛めし」のどちらか一方だけが販売されているとの事ですが、普通の牛めしを出す松屋ってどこにあるのでしょうか?(現在は閉店した池袋には1階と2階で売り分けていたらしいです)

 話が逸れましたが、まずは牛めしオンリーで楽しみつつ、カレーはカレーで楽しむのがセオリーです。ところで、牛めしって皿に乗ってスプーンで食べるとちょっと味が違う気がするのは私だけでしょうか?

まずは牛めしは牛めしとして楽しみます

 ある程度牛めしとカレーライスを楽しんだら、いよいよ牛めしとカレーの悪魔合体、カレギュウとして頂きましょう。

 カレーには肉が少々と牛めしに使われているのと同じ玉ねぎが入っています。まずはスプーンの上に小さな牛めしを作り、それをカレーにくぐらせて食べます。おお…あの頃の懐かしい味がします。

これぞカレギュウです

 時折アクセントとして福神漬けや紅生姜で味変も楽しみつつ、あっという間に完食してしまいました。やはりカレギュウとして食べるには創業ビーフカレーよりもオリジナルカレーの方が相性が良い事を再確認出来たといえるでしょう。

 こう何度も書くとまるで創業ビーフカレーが嫌いみたいですが、あれは単体でカレーライスとて食べるには非常にコスパが良く万人向けな辛さである事からレギュラーメニューとしてはあちらが正解なのかもしれません。

 という事で、久しぶりのカレギュウを十分堪能する事が出来ました。ごろチキが終了すればまた再び創業ビーフカレーに戻る予定との事ですが、こうなったら月ごとに創業ビーフカレーとオリジナルカレーを入れ替えるとかしませんかね?松屋さん?

 ちなみに、期間限定が終わってもどうしてもオリジナルカレーが食べたい!という方は通販で購入出きるレトルトカレーを購入しましょう。レトルトカレーは創業ビーフカレーではなく今もオリジナルカレーとなっていますので、覚えておいて下さい。

参考サイト:松屋

コメント