松屋のリニューアルメニュー2種を大調査!「厚切り豚」と「国産とろろ」はどう変わった?

グルメ

松屋が一部グランドメニューをリニューアル

 今回紹介するのはお馴染み牛丼チェーン「松屋」が最近リニューアルしたグランドメニューとなります。

 2021年2月2日からはこれまでもサイドメニューの小鉢として提供していた「とろろ」を一新、国産大和芋を100%使用した「国産とろろ」に生まれ変わりました。

 それまでは「長芋」を使用したとろろだったと思われますが、リニューアルしてからは国産の「大和芋」を利用したとろろに生まれ変わっています。

 2月23日からはそれまで提供していた「豚焼肉三兄弟」と松屋が命名している豚肉メニュー、「豚肩ロースの豚焼肉定食」、「豚肩ロースの生姜焼き定食」、「ネギたっぷり塩豚肩ロース丼」が販売を終了。

 同じ部位の豚肩ロースを使用しながらもより肉が厚くなった厚切り豚焼肉定食、厚切り豚生姜焼き定食、厚切りネギ塩豚焼肉丼として生まれ変わりました。

 どちらのメニューもリニューアル前よりも定価はアップしていますが、前と比べてどのくらい変わったのか?値段分の価値はあるのか?まとめて試食してきました。

厚切り豚焼肉定食は食べごたえ大幅アップ

 という事で近所の松屋に入りました。注文したのは「豚焼肉三兄弟」の代表格と言える「厚切り豚焼肉定食」に「国産とろろ」を追加です。

 厚切り豚焼肉定食は650円、国産とろろは130円でしたので合計は780円。リニューアル前であれば同じ組合わせで700円でしたので、この80円分の差がいかに出ているのか?注目です。

 お店が混んでいたという事もあるかもしれませんが、厚切りの豚肉を使用しているという理由からか提供までの時間は少々長めとなっていました。

 そして提供された「厚切り豚焼肉定食」+「国産とろろ」がこちらになります。

厚切り豚焼肉定食 650円(税込)+国産とろろ 130円(税込)

 ごはん、味噌汁、生野菜サラダという松屋定番の「定食セット」に加えて、豚肩ロース肉が6切れほど並んでいます。最初から塩コショウなどで味付けがある程度されているようです。豚焼肉の横には大根おろしと青ネギも添えられています。

豚焼肉のアップ 一枚肉感が良い

 以前の豚肩ロース焼肉はかなりの薄切りでしたが、今回の物はそれなりの厚みがあり、いかにも豚肩ロースの一枚肉を焼いたような風情があります。

 お肉の量としては恐らくリニューアル前と同じくらいだとは思いますが、食べごたえはアップしていると見て良いでしょう。

 大根おろしと青ネギが添えられているというのも高ポイントで、やはりこれにはテーブルのポン酢をかけておろしソースとして使用するのが正解でしょうか。

厚さはこのくらい

 「厚切り」をアピールしており、確かにリニューアル前よりは数倍の厚みになったのは事実ですが、以前に限定販売していた「トンテキ」よりは薄い印象です。とはいえ、厚みがアップした事で「お肉を食べている感」は大幅アップしているのは間違いありません。

 食べてみると塩コショウの味が控えめについており、脂の甘味もしっかり感じられます。松屋にしては味付けが薄めなのは卓上のソースを色々かけて楽しむためなのでしょう。

 元々付いている味だけでも結構美味しく食べられますし、やはり卓上のソースを色々かけてみて味変してみるのも良いでしょう。

おろしポン酢との相性は牛焼肉以上か

 ソースを色々使ってみましたが、やはり最も相性が良いのは大根おろしにポン酢をかけたものです。おろしポン酢との相性はやはり牛より豚の方が良いようで、迷ったらこれで決まりです。

 リニューアル後の評価ですが、個人的には50円高くなった価値は十分にあると感じました。以前の豚肩ロース焼肉は薄切りであったためか火が通り過ぎているようで少々パサついている時もあり、正直に言ってリピートは無いかな?という感想でした。

 しかし、今回の厚切り豚焼肉であればお肉を食べた感がしっかりあり、辺に固いというのも無い事から、ランチの選択肢の一つに入る実力です。

 続いては、「国産とろろ」です。

生まれ変わった「国産とろろ」は超絶パワーアップで必携の1品に

 次は「国産とろろ」です。リニューアル前のメニュー名は単に「とろろ」で100円の小鉢メニューとして販売されていました。

 リニューアル前のとろろも食べた事はあるのですが、いわゆる「長芋のとろろ」という印象でした。

 一口に「山芋」と言っても長芋、大和芋、つくね芋、自然薯など様々な種類があります。以前のとろろに使用されていたと思われる長芋はもっとも安く、また入手が簡単な山芋です。安い理由は栽培が容易で大量に作る事が出来るという点で、青森県が生産量日本一。スーパーなどで見かける長芋は青森県産である事が多いと思います。

 長芋は刻んでサラダ感覚で食べると非常に美味しいのですが、とろろにした時は水分が多く粘り気は今ひとつ。風味も薄く正直とろろとして食べるのには向いていない品種です。

 大和芋もスーパーでは普通に売られている事の多い山芋ですが、長芋と比べると水分量が少なく粘り気も強め、とろろにするには最適な山芋の一つです。

 自然薯となれば更に美味しいのですが、残念ながら入手性が低く値段も高めとなっている事から普段家庭で美味しくとろろを食べるのならば大和芋がおすすめと言えるでしょう。

 話が随分逸れましたが、今回リニューアルされた松屋のとろろはその大和芋100%使用、しかも皮ごとすりおろした物に生まれ変わっています。

 自然薯のとろろも皮ごとすりおろしますが、皮ごと使用する事で風味も栄養も残さず利用する事が出来ます。(長芋の皮ごととろろはオススメしませんが)

リニューアルとろろ 皮ごとなので真っ白ではない

 そしてこちらが今回注文した「国産とろろ」となります。見ての通り真っ白なとろろではなく、皮などが混ざっているため見てくればちょっと良くないです。

 しかし、その粘りと風味は以前のとろろとは比べ物にならないレベルで、食べるとはっきりと山芋の香りと味を感じる事が出来ます。30円の値上げ以上の価値は間違いなくあるでしょう。

 リニューアル前のとろろは刻み海苔が乗っていたはずですが、この国産とろろは本当にとろろだけで勝負しています。味付けはされていませんので、お好みで醤油など味付けしましょう。

ご飯との相性はパーフェクト

 醤油でちょっと味付けをしてご飯にかければもうおかずが要らないレベルのとろろご飯が完成です。今回の記事の主役は豚焼肉ではなくこのとろろだ!と思うほどの出来です。

 松屋では朝メニューなどで「選べる小鉢」というシステムがありますが、私はこれまでついつい「ミニ牛皿」や「ミニカレー」を注文していましたが、これからはこの「国産とろろ」一択になったと言っても過言では無いでしょう。

 という事で2月からリニューアルとなった松屋の国産とろろは、個人的に激推しメニューの一つとなりました。

値上げ傾向が続くが企業努力も感じられる

 という事で、今回は「厚切り豚焼肉定食」と「国産とろろ」のレポートをお届けしました。どちらもリニューアル前よりも値上げされていましたが、値上げ分の価値はあったと言えます。

 このメニューに限った事ではありませんが、松屋は近年値上げ傾向にあるようで、期間限定メニューも再登場するたびに値段が上がっているようです。

 時代の流れと言えばそれまでですし、昨今の流行り病による外出自粛のあおりも受けている事から仕方のない面もあります。

 ですが、そこは今回のように値上げした分の価値をしっかり提供してくれれば、これからも松屋は人気の牛丼チェーンとして愛されていく事になると思います。

 しつこいようですが、国産とろろは本当にオススメです。

コメント