部屋に飾っている写真やイラストに何かが物足りない気がしていた。どことなくだが見栄えがしない。
それが額縁の中側の余白と言うか、白い枠的なところが足りないのだと今更気づいた。
オシャレな絵画に必ずと言って良いほどあるアレ。ぜひ家の物にも導入したい。
名前が分からなかったので「額縁 白い枠」などと適当なワードで検索したらちゃんと答えが出た。
その名は額装マット。ありがとうグーグル先生。
専門のお店に注文すれば手に入るらしいが、値段自体が安いものはサイズ指定が出来なかったり送料のほうが高かったりする。
それならば宜しい、DIYしてみよう!と思ったが先人たちの知恵と技術は不器用な私では遠く及ばない。
しかも額装マット専用のマットカッターは2000円近くもする!
そこまで頻繁に使うものでも無いので買うのは流石に躊躇する…!
今回はそんな不器用かつ貧乏な人でも簡単で楽で、なるべく持っている物で作成できる方法を編み出したので伝授しようと思う。
ちなみに作れるのは450×840サイズ未満、作るマットが厚めなので、比較的中が深めの額縁だけなので気をつけよう。百均などの安い額縁では裏側がミチミチになるかもしれないが、どうせ裏側は見えないし、とスルー出来る細かいことは気にしない人向けとも言える。
必要な道具はダイソーの白いカラーボード・キンキラした細めのマスキングテープ・カッター・カッティングボード・定規・マジックペンだ。
これらは大体百均で手に入るし、カラボとマステ以外の文具は別に一から買い揃えなくても家にあるという人も多いと思う。
まず額縁の中のサイズに合わせてカラーボードを切り抜く。多少ガタガタになってもOK。
次に中に入れる物のサイズを把握しつつ、マットを作りたいサイズに合わせて裏側に線を書く。
カラーボードは刃を入れた裏側がガタガタになり易いので、最初は裏面から切り抜き、切れ込みが入ったところで表にして刃を入れるときれいに出来ると思う。
器用な人ならこれで完成!でも良いが…不器用な諸君はこの時点で思ったより切った断面がガタガタだったり、刃を入れ過ぎて切り込みが出来てしまったりと色々気になるところだろう。
そこで使うのがキンキラしたマスキングテープである。
これを切り抜いた中枠のサイズに合わせて切り、真っ直ぐ囲うようにして貼っていく。
曲がってしまっても貼り間違えても直ぐに貼り直しが利くのがマステの良いところ!不器用の味方だ。
そうする事でカッターでギザギザしていた断面が隠せ、しかも飾る物が一段と豪華に見える仕様に!
後は入れる物をマスキングテープで裏側固定して額縁に入れれば完成だ。
テープの劣化による色移りが怖い人は、粘着部に角に合わせて切った紙を挟んでから貼ると良いだろう。
今回オススメしたのはオーソドックスな組み合わせだが、カラーボードもマスキングテープも色が豊富にあるので色々と試してほしい。皆も安価でオシャレに家を飾ってみよう。
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