松屋の冬の定番メニュー「チゲ膳」がお肉増量で登場
今回紹介するのは牛丼チェーン「松屋」の期間限定メニューである「牛キムチチゲ膳」となります。
この所は連続で辛いメニューの紹介が続いていますが、寒さが本格的になるこの季節はこの手の辛いメニューは定番と言えます。
鍋メニューも冬の定番ですが、松屋ではこのチゲ膳も定番として毎年登場しています。松屋自慢の自社製「富士山キムチ」と「富士山豆腐」がたっぷり入ったこのメニューは相当な人気メニューで、毎年心待ちにしているという人も多いようです。
そんなチゲ膳が今年は昨年比で牛肉が1.8倍増え、食べごたえが大幅アップしているようです。使われている牛肉の量は牛めしの並盛と同量というサービスっぷりです。
ボリュームアップしたチゲにご飯と卵がセットになった「牛キムチチゲ膳」と、さらに牛カルビがセットになった「牛チゲカルビ焼肉膳」も前回に引き続き今年も登場しています。
という事で、松屋の冬の定番「牛キムチチゲ膳」を早速試食です!
豆腐と牛肉たっぷりのチゲスープはそれだけでご飯が進む
牛キムチチゲ膳は基本的にチゲとご飯という組み合わせで、それにプラスして卵(生卵と温泉卵が選択可能)が付くというシンプルな構成で、松屋ではお馴染みの味噌汁は付きません。
これは単純にチゲがスープ料理なので味噌汁まで付いたらスープだらけになるから、という事でしょう。ちなみに、店内飲食に限り「味噌汁も付けて欲しい」と一言添えれば無料で付くそうです。
こちらが牛キムチチゲ膳です。真っ赤なチゲスープからはたっぷりの豆腐と牛肉が顔をのぞかせ、ネギも乗っています。
生卵と温泉卵から選択出来る卵は今回生卵を選択しています。ご飯の量は並盛ですが、期間限定ながら無料で大盛りに変更可能です。
やはりまずはスープから。一口すすると、コチュジャンとキムチの味、そして魚介ダシを感じる味です。辛みとしては見た目ほどではなく、あくまでピリ辛程度ですので辛いのが苦手という人でも行ける味でしょう。
牛肉が昨年の1.8倍という大ボリュームという事でお肉が主役なのですが、豆腐も負けじとたっぷりと入っておりこちらも主役級の存在感を放っています。
野菜はトッピングされている青ネギに加え、松屋特製という富士山キムチ、そして玉ねぎが入っていました。
この卵、どうするべきか・・・?
このチゲだけでも十分にご飯を完食させるパワーがある事は間違いありませんが、ここで問題となってくるのが卵です。
前回提供の時も生卵と温泉卵が選べましたが、この卵の使い方が実に悩ましいのです。生卵を選択し、ご飯にかけて卵かけご飯にするか・・・それとも温泉卵にしてチゲにトッピングするか・・・生卵をチゲに割り入れ、ほんのり温まったものを最後に頂くか・・・かなり意見が割れそうな所です。
悩んだ末に今回私が導き出した答えはこれです!
今回は卵を溶いて、それに具材を付けて食べるすき焼きスタイルを選択です。卵に付ける事で辛さはマイルドになるものの、コクがアップで更にご飯が進みます。
お肉はもちろん、豆腐やキムチもコクがアップし更にご飯が進むこと間違いなしです。しかし、やはりこのチゲスープとなればどうしてもやりたくなる食べ方が・・・
それは、「このスープにご飯を入れて食べたい!」というものです。少々行儀が悪いというか、お店で行うには少々躊躇してしまう食べ方ですが・・・ここは人目を気にせず、残り3分の1ほどになったご飯をチゲの中にイン!そして残った卵もイン!
という事で汁かけご飯の完成です。いわゆる「ねこまんま」は行儀の悪い食べ方という事になっていますが、実は日本では戦国時代から食べられていた伝統ある食べ方だったりもします。
残念ながら鍋メニューと違って加熱は出来ないので雑炊とは行きませんが、焼肉屋さんの定番メニューにも「カルビクッパ」があるように韓国風スープにご飯をは定番の組み合わせで、間違いなしです。
昨年も登場していたこのチゲ膳ですが、実は昨年までこのメニューはお肉よりも豆腐が主役の「豆腐キムチチゲ膳」という名前だったのですが、今年は牛肉が1.8倍に増量されメニュー名も「牛キムチチゲ膳」に変更されており名実ともにお肉が主役です。
牛肉が大幅に増えた事によりその「おかず力」も大幅にアップ、カルビ焼肉セットにせずとも単品で十分ご飯大盛りを食べきるスペックがあると断言できます。
そんなおかずとして完全にパワーアップした松屋の牛キムチチゲ膳、寒い季節にオススメです。
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