ご飯用レンチン容器。
上手く炊けないという人や、炊飯器があるならこれを使う必要は無いという人の方が圧倒的に多いと思う。
が、私はこれを長年愛用している。
正直なところ炊飯器で炊いたほうがご飯は間違いなく美味しいと思う!
米のツヤとかもちもちとした粘りとかがぜんぜん違う。(※主観)
しかしレンチン容器を使う最大のメリットは「炊飯窯を洗わずに済む」という事なのだ。
炊飯窯はテフロンがハゲるので食洗機では洗えない!
というかそもそも食洗機に入るのかも微妙である。
炊飯器の釜は小さめサイズでもそこそこ大きいので、洗い物として出すとシンクを速攻占領してしまう。
なので即洗わざるを得ない。
そもそも炊飯器はお釜だけを洗っていれば良いわけではない。
メーカーによっては細かいパーツや炊飯器自体の手入れも欠かせない。
どう考えても手間だ。
もっと言うと炊飯器の蒸気で住居が傷むのも嫌だ。
蒸気レス炊飯器が高額傾向な上、蒸気の出るタイプよりもパーツが多く洗い物は更に手間になると聞く。
その点レンチン容器なら丸ごと洗えるし、蒸気も気にする必要が無い。
高熱に耐えうるので実は食洗機に入れてもほぼ問題がない。
食洗機の水圧で多少傷付くかもしれないが、そもそも容器自体が安いので破損したとしてもまた買い換えれば良いだけの話。
そう割り切れば何千何万もする炊飯器よりずっと気楽に使えて良いのだ。
ちなみにレンチン容器でご飯を炊くのに少しコツが要るので、実は思ったより簡単に美味しくご飯は炊けない。
今回は長年使い続けてる私が正しい使い方を伝授しよう。
まずお米は容器の中で丸一日ほど水に浸して置く必要がある。
説明書には短めの時間が書かれているが正直一日漬けて置いた方が賢明だ。
でないと米に芯が残り炊飯しても硬いままでとても食えた状態にならないからだ。
けれど安心してくれ。
冷蔵庫に入れて放置すれば衛生的にも安心だし、寝る前にでも仕込んでおけば手間という程のものでも無い。
次の日の朝には直ぐにホカホカご飯が楽しめる。
好みや用途にも寄るが、オーソドックスな普通のご飯を炊きたいなら、水量に関しても規定量よりやや少なめの方が米がフニャフニャにならずに炊けてオススメだ。
目測米の上に1cmほど水が被る程度が程良い気がする。
そしてレンチンする時は下に耐熱皿を敷き吹きこぼれを防ぐ。
これも説明書に書かれていない事が多いのだが、3割位の確率で中の水が溢れ出るので絶対に必要だ。
最後に500wで15~18分前後レンチンすれば出来上がりだ。
直ぐに食べない場合はラップをして冷めてから冷凍してしまおう。
解凍は2分程温めればOKだ。
ちなみに即ラップをしてしまえば蒸らしの手間も要らない。
ご飯用のレンチン調理容器は
・食洗機使いの人
・炊飯器のお釜を洗うのが手間(洗い物を極力出したくない)な人
・炊飯器を家に置きたくないミニマリストな人
・賃貸暮らしで炊飯器から出る蒸気が気になってしまう人
・ご飯を一度に大量に食べない人
・ズボラ過ぎて炊飯器でご飯のミイラを錬成してしまう人
などなど、意外に様々なニーズが有ると思う。
カレーやチャーハンなど味付けご飯を作る時などは特に炊き具合などはそこまで気にならないのでかなりオススメと言える。
これらに当てはまるアウトローな諸君や、今までこの容器でご飯が上手く炊けなかった人は是非試してみて欲しい!
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