テスト販売となった松屋の「ステーキ丼」は1週間を待たずに完売
今回紹介するのはまたまた牛丼チェーンの「松屋」のメニューとなります。
松屋では全国の店舗で限定メニューを販売する前に、テスト販売として特定の店舗でのみ実験的なメニューを提供する時があります。
前回のテスト販売メニューは以前にもご紹介した「エビチリ」でしたが、今回はステーキ丼となります。
近年では牛丼業態だけでなく、カレー専門店やトンカツ専門店、寿司屋などたくさんの業態の店舗を展開している松屋グループですが、そんな松屋グループのお店でも一時期話題になったのがステーキ業態の「ステーキ屋 松」です。
ステーキチェーンと言えば有名な某大型チェーン店が手を広げすぎて経営悪化、その店舗数を減らしつつありますがそこを付いて新たなステーキチェーンを展開する所もあります。
そんな群雄割拠なステージチェーン戦争に名乗りを挙げた店の一つが「ステーキ屋 松」です。リーズナブルな価格で大きなステーキが食べられるという事で、店舗数はまだまだ少ない(都内に3店舗のみ)ながら人気は上々なんだとか。
そして今回のテスト販売メニューはこのステーキ屋松の人気メニューである「ステーキ丼」との事で、早速食べてきました!
厚みはないがしっかりとした「ステーキ感」のある丼メニュー
一部店舗でしか扱っていないテスト販売メニューですが、私の職場の近所の松屋はこのテスト販売対応店舗となっていますので、今回もありがたく注文です。
今回のステーキメニューは「丼」のみの提供となっており、定食メニューは用意されていないようです。
通常のステーキ丼に加えて、お肉が大盛りの「デカ盛り」も用意されており、牛肉をたくさん食べたいという人にも嬉しいメニュー設定です。
更には、ステーキソースが選べる仕様となっており、「ステーキ屋 松」で提供されている「和風オリジナルソース」と、松屋オリジナルの「洋風ガーリックソース」の2種類から選ぶ事が出来ます。
松屋のニンニクメニューといえば、その容赦の無さからランチには向かないのが定番ですので、今回は和風オリジナルソースを選択しました。
こちらが松屋のテスト販売メニューである「牛ステーキ丼 和風オリジナルソース並盛」です。かなり肉肉しいメニューという事で、生野菜もセットにしてみました。
ステーキ丼の見た目としてはややお肉が少ないようにも見えます。丼の脇には何かカラフルな野菜もトッピングされており、彩りが良いです。
肝心のステーキ肉の厚みに関してはそれほどではありませんが、ステーキ丼として考えるのであればあまり厚みがあっても食べにくいだけなのでこれはこれで正解でしょう。
和風オリジナルソースはけっこうニンニクが効いている醤油ベースで、おろしタマネギやごまが入っているようです。この和風オリジナルソースの時点で結構ニンニクの香りが強く、洋風ガーリックソースを選択していたらどうなっていたのかも若干気になる所です。
付け合せのカラフルな野菜はどうやらオリジナルのピクルスのようで、パプリカなどを使って色鮮やかです。味付けはピクルスという事で甘酸っぱく、箸休めにはもってこいでしょう。
このピクルス自体はサッパリとしていて良いのですが、なにかかなり細かく刻まれている事から箸では若干食べにくく、スプーンなども貰った方が良いかもしれません。
このステーキ丼に使われているのは恐らく肩ロースの部分で、適度な脂があります。部位的に仕方ないのですが少々筋の部分も入りますので、固めのステーキは苦手という人には合わない可能性もあります。
例によってソースの味は濃い目です。ステーキ自体はそれほど多く乗っていないように見えるかもしれませんが、個人的には並盛であれば十分な量が乗っていると言えます。
前述の野菜ピクルスを交えながら食べ進める事で、最後まで飽きずに食べる事が出来ました。この満足感のあるステーキ丼が730円でいつでも食べられるとなれば、これはかなり高コスパと言っても過言ではないでしょう。
松屋の公式ツイッターアカウントによればこのテストメニューである「牛ステーキ丼」の反響はかなり大きいようで、予定よりも早く在庫切れで終了する可能性が高いんだとか。気になる方は早めにテストメニュー対応の松屋行くべきでしょう。
個人的には、おそらくこの牛ステーキ丼は期間限定で本格販売すると思っていますので、そちらを待つという手もあるでしょう。
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