甘党なので当然昨今ウワサの台湾カステラが気になる。
実は現物を見たことがないので大きさも見た目もあまり良く分かってない。
ふわふわなのかしっとりなのかシュワシュワなのかもっちりなのか、広告だけではその食感も味も想像が付かない。
なので是非食べてみたい！と買いに走ったがどっこい値段がなかなかに強気！
絶対美味しいであろう事は分かりつつも、食べた事が無いので「思っていたのと違った」とガッカリするのが嫌でなかなか踏み込めない。
だったらまずは安価で気軽なコンビニの物を買い求めようとしたものの、あまりにも人気で買おうと思ったタイミングには売り切れている！
まぁ仕方が無かろうと諦めて食べないまま過ごしていたのだが、なんとカルディにて台湾カステラの粉を発見した！
作るのは多少面倒だが、これはつまり出来立てのホヤホヤを食べられるという事だ。
しかも値段も400円しない。
出来立てを味わえる特権を考えたらこれは安い！と思い折角なので買ってみる事にした。
我が城には牛乳も卵もあるのでまぁ材料に関しては問題無かろうと思いつつも作り方を見たら、なんと使う材料は粉と熱湯のみ！
これはズボラには大変有難い。
材料を別途購入しないのなら400円未満はお安過ぎると思う！
しかも作り方も実にシンプルで粉を熱湯で混ぜて型に入れて焼くだけなのだ！
私はホールケーキ用の丸い型を利用したが、型も無ければ恐らく牛乳パックで良いと思う。
作り方自体も相当単純なので、料理が下手な人にも作れると思うが、自動攪拌器、もしくは疲れ知らずの腕力が必要なのでそこは要注意かもしれない。
混ぜた生地が立つ様になったらあとはオーブンで焼くだけだ。
（詳細な作り方は画像を見てくれ！）
私が使ったのが円形型だったせいなのかは謎だが、多少割れてしまったが概ね成功だった。
ぷわんとしたフォルム、こんがりとした表面にうっとりだ。
香りはあまり強くないがたまごケーキっぽいような感じもする。
早速出来立ての温かい内に頂いてみる。
上はカリッと中は滑らかでふわとろ。
ケーキよりはしっとりしているのにふんわりもしている不思議な食感だ。
甘く優しい味で、中国蒸しパンのマーラーカオに似ている様にも思うが、蒸していないのでそれとも何となく違う。
生地のきめの細かさからスフレチーズケーキやシフォンケーキっぽさもあるが、パンケーキとカステラのハイブリットを思わせる感じもある。
世界各国のケーキの良い所取りのような美味しさに人気なのも納得だった。
ボリュームはあるが、飽きが来ないのと重過ぎないのとでペロッと食べられてしまった。
出来立ても美味しいが冷やして食べると硬めになり、よりケーキ感が増してこれも美味だった。
台湾カステラの美味しさがよ～く理解出来たので、今度こそは既製品も買ってみようと思う。
私の様な者はあまり居ないかと思われるが、出来たてホヤホヤが食べたい者や、台湾カステラ難民、台湾カステラ初心者にも強くオススメするぞ！
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