ビストロ松のや第3弾 ハンバーグ&海老フライ定食とハンバーグチーズカレーが登場
今回紹介するのは松屋グループのとんかつ業態店である「松のや」が3月17日から販売を開始した「ビストロ松のや」シリーズ第3弾となる「ブラウンソースのハンバーグ&海老フライ定食」と「とろーりチーズのハンバーグカレー」となります。
このビストロ松のやシリーズは3月3日に第2弾としてポルチーニ香るフォアグラ入りクリームコロッケ定食もあったのですが、あっという間に第3弾が登場する事となりました。
今回のテーマは「かつだけじゃない 松のや洋食宣言」となっており、とんかつだけではなく洋食店のようなメニューを提供するためにハンバーグを出してきました。
以前にも松のやではハンバーグと銘打った商品を展開していましたが、とんかつ業態の松のやらしくそのハンバーグはパン粉を付けてフライにされており、どちらかと言えばメンチカツのようでした。
しかし今回販売を開始したのは正真正銘のハンバーグです。ハンバーグは松屋でもレギュラーメニューとして販売していますので、グループとしてのノウハウは十分積み上げてきたメニューであると言えます。
そんなハンバーグメニューが今回は2種類登場です。一つは「お子様ランチ」をイメージした「ブラウンソースのハンバーグ&海老フライ定食」です。松屋でもお馴染みのマッシュルームを使用したブランソースがかかったハンバーグと松のやのレギュラーメニューでもファンの多い大きな海老フライが2本も乗ったボリュームメニューとなっています。
もう一つは松のやのレギュラーメニューであるカレーにハンバーグとチーズをトッピングした、これまた子供から大人まで大好きなチーズハンバーグカレーです。
松のやといえばやはりとんかつ店である事から揚げ物がメインですが、近年では親子丼をレギュラーメニューに加えるなど揚げ物以外のメニューの充実をはかっているようです。
という事で、今回新発売となった2つのメニューのうち、「ブラウンソースのハンバーグ&海老フライ定食」を食べてきました!
やわらかハンバーグと巨大な海老フライで大人もワクワク
海老フライとハンバーグが一枚のプレートに乗ってくる、となれば思い出すのは幼少の頃に食べたお子様ランチでしょうか。海老フライもハンバーグは子供に非常に人気のあるメニューではありますが、大人になった今でも好きという人も多いはずです。
今回のハンバーグと海老フライの定食には2種類のソースが用意されており、一つが今回食べたブラウンソースです。これは松屋で提供しているブラウンソースハンバーグと同じ物のようで、もう一つが松のやの特製だというトマトソースという事です。
松屋のブラウンソースは何度も食べていますので、トマトソースを選択しようと思ったのですがどうやらトマトソースは3月24日からの販売らしく、まだ選択する事は出来ませんでした。という事で、ブラウンソースのハンバーグ&海老フライ定食を注文です。
到着した定食がこちらです。まず目に飛び込んでくるのが海老フライの大きさです!海老フライは松のやのレギュラーメニューの一つですが、最大の特徴がこの大きさです。これだけの大きさにも関わらず衣だらけという事もなく、中までみっちりエビです。
海老フライの上からは松のや特製のタルタルソースもたっぷりかかっています。ハンバーグの方は松屋のものと比べるとやや小ぶりな印象で、てっきり松屋のハンバーグと全く同じ物が出てくると思っていただけに意外でした。
小ぶりといっても巨大な海老フライのせいで相対的に小さく見るだけで、十分に満足出来る大きさではあります。ブラウンソースには思ったよりマッシュルームが沢山入っており、松屋のブラウンソースよりもややリッチ感を感じます。
まずは大きな海老フライを一口。たっぷりかかったタルタルソースと海老フライの相性はもちろん抜群で、プリっとしたエビにサクッとした衣にタルタルソース味とくればこれはもう誰もが好きな味です。
海老フライといえばたまに見た目は大きいように見えて、中のエビ自体は全然小さいがっかり海老フライもありますが松のやの海老フライは薄めの衣で大きなエビを使用しているのがすぐに分かります。
よく「海老フライはご飯のおかずにはならない」という人もいますが、私は海老フライにタルタルでバクバクご飯が行けるクチですので問題ありません。
しかし、そんな海老フライでご飯が進まない人でもこのメニューにはこれがあります。ハンバーグです。
海老フライを堪能しつつハンバーグに手を出してみると、何度も食べている松屋のハンバーグとはちょっと違う事がすぐに分かります。
一番の大きな違いはその柔らかさです。松屋のハンバーグはかなり肉々しいというか、固いとまでは言わないものの「肉を食べている」という印象の強いしっかりタイプですが、松のやのハンバーグはソフトな食感でした。
この辺りは好みが分かれる所かもしれませんが、今回のコンセプトの一つである「大人のお子様ランチ」的なアプローチから考えるとこの柔らかさを感じるハンバーグは正解であると思いました。
ソースは松屋のブラウンソースとほぼ同じと思われますが、入っているマッシュルームが松屋のソースよりも多くなっているようでした。個体差かもしれませんけど。
ハンバーグ、海老フライ、にんじんドレッシングをかけた千切りキャベツと交互に食べると飽きずにいつまでも食べられるパワーがあります。タルタルソースが良い仕事をしており、キャベツと組み合わせてもハンバーグにかかってもそれはそれで美味しいです。
トマトソースも是非試したい
という事で、気づけばあっという間に完食してしまいました。見ての通りボリューム満点のメニューですのでガッツリ食べたいという日にはピッタリです。
海老フライとハンバーグが1枚のお皿に乗って出てくるというワクワク感も素晴らしく、ビストロ松のや第2弾の変化球メニューと比べると実に王道路線な一品でした。
こうなると3月24日から販売開始となるトマトソースバージョンも非常に気になる所で、そちらも是非試してみたいと思います。
松屋系列店でのランチ、と考えると890円という値段は少々割高にも感じるかもしれませんが、同じようなメニューを洋食店で食べたら倍はする事を考えると今回もやはりコスパの高いメニューであると言って良いでしょう。
参考リンク:松のや
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