松屋の期間限定メニュー「ビーフシチュー」が今年も登場
今回紹介するのは牛丼チェーン松屋が2020年12月8日より販売を開始した冬の人気メニュー「ビーフシチュー定食」となります。
昨年も登場したビーフシチュー定食ですが、松屋のメニューとしては少々値の張るメニューであるにも関わらず多くの店舗で売り切れが続出したと言われる人気メニューです。
その昨年好評だったビーフシチュー定食が、改良も加えられて今年も発売となりました。
松屋によればこのビーフシチューは「赤ワイン風味の特製ソースでとろとろに煮込んだ牛肉とじゃがいもがごろごろ入った旨みたっぷりの本格メニュー」との事で、やはり売りは「本格」という部分にあるようです。
ビーフシチューといえば洋食店などでは人気のメニューで、特に寒い冬に人気のある料理です。元々はイギリス料理だったというビーフシチューは明治時代に日本に伝わったとされており、日本での歴史もかなり長いようです。大きな牛肉と野菜を煮込み、赤ワインやデミグラスソースで味付けしたビーフシチューはなかなかの高級品。洋食店でのお店の顔である事も多いでしょう。
そんなビーフシチューが牛丼チェーンで食べられるというのは嬉しい限りです。お値段も松屋のメニューとしてはちょっと高めとなっていますが、一体どんな味に仕上がっているのでしょうか?
という事で、松屋のビーフシチュー定食を早速試食して来ました!
大ぶりの牛肉とジャガイモがゴロゴロ入ったビーフシチューは本当に本格派
早速近所の松屋に向かってビーフシチューを注文です。メニューのラインナップはビーフシチュー、ごはん、みそ汁に生野菜サラダの付いた「ビーフシチュー定食」が990円、生野菜サラダの付かない「ビーフシチューライスセット」が890円とかなり強気の値段設定となっています。
なんとか1000円オーバーになるのを抑えた値段設定となっていますが、それでも松屋のメニューではかなり高級な部類に入ると言えるでしょう。
今回はメニューの中から「ビーフシチューライスセット」を注文しました。
待つこと数分、実際に提供されたビーフシチューライスセットがこちらになります。
まず一目見て分かるのがその牛肉のカットの大きさでしょう。四角くカットされた牛肉は層になっており、スジも柔らかく煮込まれているのが一目で分かります。
他の具材はこちらも大きめの皮つきジャガイモ、そしてゆで卵となっています。商品画像ではゆで卵は半分にカットされていますが、実際の提供ではそのまま盛り付けされるようです。
一応、マッシュルームの存在も確認できましたがこれは恐らくソースに含まれている具材という事で、ちょっぴり入っているだけに留まっていました。
ソースは見るからに濃厚で、クリームとパセリもかけられており見た目も華やかです。香りもデミグラスソースの香りがしっかりと立っており、洋食屋のビーフシチューと大差ないように思えます。
ビーフシチューといえばパンとの相性も抜群ですが、ごはんとの相性も良い事は今更解説するまでもないでしょう。
期間限定でごはんを無料で大盛にする事が可能ですので、肉からソースまでフルに堪能したいという人は、大盛で注文するのがベターです。
そしてここは松屋なので、やっぱりみそ汁が付いてきます。ビーフシチューにみそ汁・・・?とかなり不思議な気持ちになりますが、松屋はカレーを注文してもみそ汁が付きますので今更でしょう。
こちらがビーフシチュー単体のアップです。牛肉もジャガイモも大きめカット、そしてゆで卵がまるごと入っているのでかなり迫力があります。
という事で、まずは主役の牛肉から頂きます。牛肉はスプーンで簡単に切る事が出来るほど柔らかく煮込まれており、トロトロ。口に入れると歯を使わなくても良いくらいの柔らかさです。
牛肉にはスジも含まれていますが、しっかり煮込まれる事でスジの部分もとろける触感。赤ワインの効いたデミグラスソースとの相性も良くご飯が進みます。
純粋な赤身部分はやや硬めの印象でしたので、この牛肉は恐らく圧力をかけて煮込まれたお肉なのだと思います。牛肉そのものとして飛びぬけて美味しい!という程ではありませんが、この大きさの牛肉がゴロゴロ入って1000円以下に抑えられたのは企業努力の賜物でしょう。
そして脇を固めるのがジャガイモです。ジャガイモといえばシチューの定番具材の一つで、やはりソースの相性は抜群。芋ならではのボリュームでの満足感に加えて、ソースと合わせればこれでご飯が行けちゃいます。
昨年に登場したビーフシチューはジャガイモに加えてニンジンも入っていたのですが、今年はニンジンが入っていない代わりにゆで卵が丸々1個入っています。
ビーフシチューにゆで卵というのはかなり意外な組み合わせですが、ゆで卵は程よく半熟でソースに絡めて食べればまた違った味わいが楽しめ、最後まで飽きさせない作りになっています。
残ったソースもごはんにかけるだけで大ご馳走。ビーフシチューから派生したハヤシライスの事と思えば相性が良いのは当然の帰結と言えるでしょう。
大きなゴロゴロビーフとデミグラスソースでいくらでもごはんが進んでしまいますので、最後にはちょっとご飯が足りなくなってしまいました。
とはいえ、ジャガイモやゆで卵でボリューム感もかなり大きめで、無料だからと言ってごはん大盛にしていたら午後からの仕事に差し支えが出ていたのは間違いないでしょう。
限定販売のこの松屋のビーフシチューは1000円以下のお値段で本格的な味が楽しめるかなりお得なメニューと言って良く、一度は試してみるべきオススメ鉄板メニューです。
売り切れが続出したという昨年の反省から今年は提供数を増やしているとの事ですが、限定メニューの常で完売次第終了となるのは間違いありませんので、興味のある方はお早目に松屋に足を運びましょう。
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