「クレしん」とのタイアップ企画再び やきそば牛丼が大復活
今回紹介するのは牛丼チェーン「すき家」の期間限定メニューとなります。すき家といえば三大牛丼チェーンの中でも牛丼にプラスするトッピングに力を入れている事は有名です。
そんなすき家は「なんでもかんでも牛丼に乗せてしまえばいい」と考えているフシがあるようで、たまに突拍子もないチャレンジブルなトッピングが登場する事があります。
そのチャレンジブルなトッピングの一つが、今回の「やきそば牛丼」です。やきそば牛丼はその名の通り牛丼に焼きそばを乗せたメニューで、実は8年ほど前にも同じメニューを販売した事がありその時はそのインパクトからかかなりの売上になったんだとか。
そして2021年4月、伝説のメニューである「やきそば牛丼」が復活を果たしました。牛丼に焼きそばを乗せるという暴挙は「美味しい物と美味しい物を合体させたらもっと美味しいに違いない」という幼稚園児のような発想ですがそれもそのはず。このメニューは前回同様に国民的人気アニメである「クレヨンしんちゃん」の映画版のタイアップメニューなのです。
以前にタイアップした時は「焼きそば」が重要なキーワードになっている映画だったようで、タイアップでの焼きそば牛丼の販売というのは話題性的にも効果絶大だった事でしょう。
そして今回、クレヨンしんちゃんとすき家が再びタイアップするという事で焼きそば牛丼の復活に加え、前回は無かった新メニューである「やきそば牛丼オムカレーMIX(チーズ入り)」というもはや何がなんだか分からないメニューまで登場となりました。
焼きそばと牛丼・・・一緒に食べた事は一度もありませんが、果たしてその2つは合うのでしょうか?早速すき家に試食に向かいました!
別々に食べた方が良いんじゃないのかな?という疑問を抑えつつ!
牛丼に焼きそばが乗ると思った以上にボリューミー
という事ですき家に到着です。先程紹介した通り「やきそば牛丼オムカレーMIX」というメニューもありますが、今回はシンプル(?)な「やきそば牛丼」をチョイスしました。サイズは並盛です。
炭水化物+炭水化物という食べた後は確実に眠くなるであろうメニューという事で、サラダも注文してバランスを取ります。ささやかな抵抗ですが。
注文完了して少し待つと、やきそば牛丼サラダセットが到着しました。そのビジュアルがこちらです。
牛丼を覆い隠すようにやきそばが鎮座しています。よく見ると麺だけでなくキャベツなどの野菜も少々入っているようです。小袋には青のりが入っておりこれをかければ焼きそばらしさがよりアップする事請け合いです。
まずは血糖値の急上昇を抑えるためにサラダから食べつつ、やきそば牛丼という難敵に青のりと焼きそばと牛丼の唯一の共通点である紅生姜もトッピングします。この紅生姜が全くの別人である牛丼と焼きそばを上手く取り持ってくれる事に期待です。
見た目はかなりのインパクトがありますが、見てみると焼きそばの量は思ったほど大量という事はなく、トッピングの範ちゅうに収まってい…いるかなこれ?…収まっています。
まずは焼きそばだけを食べてみると、麺の食感は思ったよりふにゃふにゃ。作り置きの焼きそばなのである程度は仕方ありませんが、なんだか遥か昔に学校給食で食べた事のあるような焼きそばです。味付けはやや甘めのソース味です。
焼きそばを食べてみた所、別々に食べた方が良いんじゃないのかな?という思いはより一層強くなりましたが、今度は牛肉とご飯と一緒に食べてみたいと思います。
…
一言で言うならば、「焼きそばと牛丼を一緒に食べたような味」です。すき家の牛丼は食べ慣れたお馴染みの味です。紅生姜もちゃんと焼きそば、牛丼には相性ぴったりですが、特にシナジーというかマッチングというかは…?
「美味しくない」だとか「合わない」という事は無いのですが、特にトッピングとして一緒に食べる必要性は正直感じませんでした。
とはいえ、話のネタとしては面白いですし、食べても食べてもお腹が空く10代や20代にはピッタリなメニューであるのも確かで、販売中に一度興味本位で食べてみるのもアリだと思います。
やきそばと牛丼…あまりに意外過ぎる組み合わせの一品でした。糖質&糖質のダブルパンチのお陰で血糖値が急上昇しがちで食べた後は眠くなること請け合いですので、ランチで食べるのには注意が必要でしょう。
やっぱ別々に食べた方が良いんじゃないのかな?
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